ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

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お酒をこよなく愛する現役のプロ・バーテンダーです。 素晴らしいお酒は沢山あれど、スコッチ・シングル・モルトの世界観は、歴史、製法、味わいに至るまで幅が広く、他の追随を許さぬ面白さがあると確信してます。 ティスティング・ノートは、あくまで私の主観で書いてますので、丸っきり信じるのはタブーです。「こういう風に感じる人も居るんだ」とか、「私は違う!」など議論したり、少しでも興味持って頂くことを目的にしています。
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2007年06月09日

【C】 CAOL ILA / カリラ



リクエストNo.5

アイラ地区C

【C】 CAOL ILA / カリラ

●ウェブ・サイト・・・・http://www.singlemalt.jp/ http://www.discovering-distilleries.com/
●所在地・・・・・・・・Port Askaig, Isle of Islay, Argyll
●創立・・・・・・・・・1846年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・カラ松×8基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・ナムバン湖
●ブレンド銘柄

オールド・ラリティ
バロック・レイド
ジョニー・ウォーカー
スイング
タプローズ など

*カリラと一番因縁が深いと思われるオールド・ラリティ(Old Rarity)とバロック・レイド(Bulloch Lade)は現在入手困難。たま~にオークションで見かけます。

【ティスティング No.24】

カリラ 8年熟成 1995-2003 55.9% シルバー・シール詰め

【色】
くすみのある薄いゴールド。(チャート0.3~0.4)

【香り】
ニュー・ポット。泡盛。ピート香が支配的でバニラは覆い隠されているが、甘さは割と強く感じる。

【味、フィニッシュ】
ピートと飴。バニラと少々の藁。非常に強くて甘い。アフター・フレーバーは長くフェノールの嵐。タンニンはあるにはあるが忘れてしまう。

【総評】
余計な味は皆無。「カリラとはこう言うものだ!」と断言出来る1本。短期熟成でも美味しさがあるカリラの典型だが、個人的には、もう数年角が取れた状態のものがベストだとは思う。

カリラは以前より多くのボトラーから色々なスタイルでリリースされているので、味わいの上でも1件の店が出来そうだし、購入し易さもそうですが、ハズレが少ないのも魅力だと思う。しかし、多量にリリースされているので似た味の物が非常に多いこともあり、ボトラーによる価格差には気を付けたい所だ!

今回のシルバー・シールだと8年物で1万円位(購入当時)はするが、このような味わいは半額位でもゴロゴロ存在している。ハッキリ言ってしまえば蒸留所詰めのカスク物と多少の違いはあるものの、味わいの差はほとんど無い。記憶上で比較をするなら、どんなベテランのテイスターでもハッキリとした差は付けれないだろう。

(人気ボトラー)=(美味しい)では無く。(人気ボトラー)=(信頼性)と思った方が正解かも知れません。

ま、売ってる私が言うのも何ですがね(笑)。

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Posted by ウイスキー at 06:11Comments(6)TrackBack(0)アイラ