ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

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お酒をこよなく愛する現役のプロ・バーテンダーです。 素晴らしいお酒は沢山あれど、スコッチ・シングル・モルトの世界観は、歴史、製法、味わいに至るまで幅が広く、他の追随を許さぬ面白さがあると確信してます。 ティスティング・ノートは、あくまで私の主観で書いてますので、丸っきり信じるのはタブーです。「こういう風に感じる人も居るんだ」とか、「私は違う!」など議論したり、少しでも興味持って頂くことを目的にしています。
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2007年06月20日

【G】 GLENCRAIG / グレンクレイグ



スペイサイド地区G

【G】 GLENCRAIG / グレンクレイグ

●ウェブ・サイト・・・・なし
●所在地・・・・・・・・Forres, Morayshire
●創立・・・・・・・・・1829年
●所有者・・・・・・・・Allied Distillers Ltd.(Pernod Ricard S.A.)
●発酵槽・・・・・・・・オレゴン松×6基 ステンレス×7基
●蒸留器・・・・・・・・初留×2基 再留×2基
●仕込み水・・・・・・・500メートル離れた泉の水
●ブレンド銘柄

バランタイン
アンバサダー
オールド・スマグラー

*当時のデータは不明瞭な為、上記データは全てグレンバーギに準じます。また、ブレンド銘柄も同じにしていますが、当時のオーナーのハイラム・ウォーカー(Allied Distillers Ltd.の前身)が、お気に入りだったと言われているだけに、恐らくは使用されていたと察することは出来ます。2基のローモンド・スティルの導入は1958年。取り外しは1981年に行われた。

【ティスティング No.30】

グレンクレイグ 1970-19?? 40%  ゴードン・アンド・マックファイル詰め
Connoisseurs Choice (多分1993~95年位のボトリング)

【色】
ゴールド(チャート0.6~0.7)

【香り】
ニス、バニラ、カラメル。バーボン系溶剤。シナモン。ラム。ややドライなイメージ。

【味、フィニッシュ】
腰のある木材とバニラ。スパイシーで、少しフルーティ。甘く魅惑的だが徐々にタンニン・ドライ。アフターはG&Mにしては切れが良く早い。

【総評】
かつてグレンバーギで作られた特殊なウイスキー。ローモンド・スティルを使用した蒸留所は、スキャパ、ミルトンダフのモストウィ、インヴァリーブン、そして今回のグレンクレイグ。

温度コントロールが普通のポット・スティルより容易で、色々なタイプのモルトが造れるというメリットがあり、よりヘビーでオイリーな味わいが特徴とされるが、少なくとも私は、ローモンド・スティル・タイプが特別にヘビーともオイリーとも余り感じたことは無いし、多くのウイスキーと同じく横一線だと思ってる。

このボトル、さほど複雑とは言えないが、40%でも十分楽しめる個性を持った仕上がり。すでに10年以上前のボトルになってしまったが、グレンクレイグがどういうものか体感するには打ってつけだと思われる。

アドバイスするなら、出来れば最初の1杯目に。好みだろうが、加水は甘さを引き出すタイプでスプーン1杯が限界かな?

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この記事へのコメント
>ウイスキー 様
ローモンド・スティルを使用したモルトの中では Inverleven が一番好きです
Lowland 派だということもあるのですが、他の地域と比較してライトでドライな傾向にある Lowland Malt に力強さを付加してくれているような気がします
さて、Glencraig ですが Glenburgie を飲んだことがないのに飲んでいるという不思議な蒸溜所です(笑)
ただ、記憶にも記録にも味の感想がないのです
いったいどんな感じだったのか
おそらく普通においしく飲めたんだと思います
最近記憶もあやふやになってきているし、色々飲み直さないと
Posted by モルト大好き at 2007年06月20日 06:58
>モルト大好きさん

私もローモンド・スティル系ではインヴァリーブンが1番印象が良いですね。時点を挙げるならスキャパかな~?ウチのリストではS・M・W・S(20.14)の30年が最強に美味い1本です!!

しかし、バーギ飲んでないのに、クレイグ飲んでるのは、やっぱりモルト大好きさんって端っこ好き?(笑)
Posted by The Whisky Bar at 2007年06月20日 10:01
確かにローモンドスチルはインバーリーブンがいい奴が多く感じます。が、80年代の特にアルコール度数が40°の奴はスキャパを更にアッサリ、サッパリにした様な感じでイマイチな感じが拭えません。ただ、マクファイル78は大好きですが。ただ、モストウィー、クレイグとなると瓶詰めも少なくて評価しずらいですね〜。味の安定度ではモストウィーはソサエティが基準的だと思います。軽くオイリーでオレンジの香りと適度な甘み。クレイグは、瓶詰めが少ないので正直記憶があまり残ってません。f^_^;
Posted by 赤枝騎士 at 2007年06月21日 01:23