ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

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お酒をこよなく愛する現役のプロ・バーテンダーです。 素晴らしいお酒は沢山あれど、スコッチ・シングル・モルトの世界観は、歴史、製法、味わいに至るまで幅が広く、他の追随を許さぬ面白さがあると確信してます。 ティスティング・ノートは、あくまで私の主観で書いてますので、丸っきり信じるのはタブーです。「こういう風に感じる人も居るんだ」とか、「私は違う!」など議論したり、少しでも興味持って頂くことを目的にしています。
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2007年07月20日

【M】 MOSSTOWIE / モストウィー



スペイサイド地区M

【M】 MOSSTOWIE / モストウィー

●ウェブ・サイト・・・・なし
●所在地・・・・・・・・Elgin, Morayshire
●創立・・・・・・・・・1824年
●所有者・・・・・・・・Allied Distillers Ltd.(Pernod Ricard S.A.)
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス×18基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・ブラック・バーン
●ブレンド銘柄

バランタイン
アンバサダー

*データはミルトンダフに準じます。ローモンド・スティルの導入時期は1964年~1981年まで。ミルトンダフ同様、上記ブレンデッドへブレンドされていたと見なすしかないかも?可能性としては他にオールド・スマグラーが考えられる。

【ティスティング No.57】

モストウィー 17年熟成 1978-1995 43% ブラッカダー詰め
Distilled 3/10/1978, Bottled 11/1995, Cask Number 54085

【色】
薄いゴールド。(チャート0.2~0.3)

【香り】
バニラ、注射液、バイオレット、麦芽、キャラメル。ツンとしたアルコールそのものの刺激はあるが、おおむね麦芽とフローラルといった印象。

【味、フィニッシュ】
非常にシャープなウイスキー。バニラや麦芽の甘さ、スパイスというよりアルコールのピリピリ感。押さえ気味なタンニンで、フィニッシュは短く、スパッ・・と、切れる。

【総評】
アルコールが立っているので、相当覆い隠してる味わいがある。嫌味は全く無く、飲んだ直後に忘れてしまいそうだ。

俗に言うオイリーさはどこに行ったのか、絡みつきも一切無く、クールでドライなフィニッシュはダンディズムさえ感じてしまう(笑)。

今回ものはドライな面が前面に出てるが、濃厚でビッグなものもあるので、このテイスティング・ノートがモストウィーの全てでは無いことを一応断っておく(恐らくこのボトルの味わいの方が珍しい)。

ローモンド・スティルが撤去され早26年、まだ見つけることは可能で、当然長熟物で安価では無いかも知れないが、希少さや今後の値上がり等考えると、ウイスキー・ジャンキーなら2、3本位はストックしたい所でしょうね。

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この記事へのコメント
>ウイスキー様
Mosstowie はなぜか Miltonduff よりも飲む機会が多かった不思議なモルトです(^^;;
私のイメージではここに書かれたような切れ味鋭いモルトというイメージはなく、分厚く力強いイメージです
ただ、ここにあるようなスパッと切れる Mosstowie も試してみたいです
それにしても、ローモンド・スティルがはずされて、もうそんなになるんですねぇ
時間が過ぎるのはあっという間ですねぇ
Posted by モルト大好き at 2007年07月20日 07:13
カキコサンクスです!!

最近飲まれた方のほとんどは、モルト大好きさんと同じような印象だと思います。

現在は、ショート・エイジの物を見かける機会はほとんど無いし、あったとしてもG&Mのものではこの辛さは出ていません。

しかし、ウイスキーの完成度としては当然現在のものが高く、30年手前という丁度良い頃合の練れた味わいを楽しめると思います。

当店にも「1970 27yo S.M.W.S」がありますが、こちらは打って変わってゴージャス(笑)な味わいがあり、満足度に満ちた1本です。
Posted by The Whisky Bar at 2007年07月20日 22:03