ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

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お酒をこよなく愛する現役のプロ・バーテンダーです。 素晴らしいお酒は沢山あれど、スコッチ・シングル・モルトの世界観は、歴史、製法、味わいに至るまで幅が広く、他の追随を許さぬ面白さがあると確信してます。 ティスティング・ノートは、あくまで私の主観で書いてますので、丸っきり信じるのはタブーです。「こういう風に感じる人も居るんだ」とか、「私は違う!」など議論したり、少しでも興味持って頂くことを目的にしています。
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2007年08月12日

【B】 BRORA / ブローラ



ハイランド地区B

【B】 BRORA / ブローラ

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.diageo.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Brora, Sutherland
●創立・・・・・・・・・1819年
●閉鎖・・・・・・・・・1983年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・カラ松×?基
●蒸留器・・・・・・・・初留×1基 再留×1基
●仕込み水・・・・・・・クラインミルトン川
●ブレンド銘柄

ジョニー・ウォーカー

*何時までブレンドされていたのか定かでは無いが、17、8年前はG&Mのコニサーズ・チョイス位しか見かけた記憶が無いので、ブローラのほとんどはブレンドされていたはず。

上記のデータでは創立1819年としているが、実際ブローラという名前で作り始めたのは1969年。これは1967年に新しくクライヌリッシュ蒸留所が建設されたことを期に、旧クライヌリッシュ蒸留所をブローラと改めた為。

【ティスティング No.74】

ブローラ 22年熟成 1972年蒸留 58.7% 蒸留所詰め
RARE MALT SELECTION, 90's Rotation

【色】
ゴールド。(チャート0.5~0.6)

【香り】
ピートの煙、焦がした木材、バニラ、蜂蜜。大半がピート香だが奥に花も感じる。

【味、フィニッシュ】
パワフルなピート・フレーバー。バニラ、草、蜂蜜、焦げた苦さ。華やかさを秘めていると思うが、ピートとタンニンによってかき消されている気がする。フィニッシュに向かいスパイシーな部分と苦味が浮いてくる。アフターは長くず~っと薬品。

【総評】
私事だが、最初のブローラの印象がこれだった為、これ以降リリースされたもの全般にある種の「ヌルさ」を感じてしまうようになった1本。今でこそピート・フレーバーをうたっているモルトは沢山あるが当時は相当驚かされたものだ!!

全般的にピートが支配的で一瞬アイラ産だと思うが、そのどれとも違う感覚がある。見方によっては複雑とも単純とも言えるピート一辺倒な味わいだが、「これでこそブローラ(クライヌリッシュ)!」っていう旨みが詰まっていて、満足度は高く、現在リリースされている多くのブローラには無い土性骨を感じてしまう。

しかし、最近この手のブローラにはお目にかかって無いが、そのどれもがバランスが良く美味しいとは思う。在庫もそろそろヤバ目らしいのでここ所価格はウナギ登り。焦って購入する必要はまだかも知れないが、安いうちに1、2本は買っといた方が良いでしょうね。

*来週はリクエストのジャパニーズ特集をやろうと思ってます。お盆ということもあり、仕事次第ではありますが、出来るだけ毎日頑張ります!!

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この記事へのコメント
私は、逆にクラリヌィッシュで同じ体験でした。(^-^)/
手持ちがすべてマスタード系の香りと辛みを持つ奴で、つい最近まで優しいクラリヌィッシュの方が多いことに気づきませんでした。f^_^;
ブローラは結構持ってますが、以外とシェリー樽の奴を見かけない気がします。(^^ゞ
Posted by 赤枝騎士 at 2007年08月13日 17:51
カキコサンクスです!!

やはり、最初の印象、と言うか、こう強烈なものだと尚更刷り込み加減が尋常じゃないので、これ以降飲んだブローラにはほとんど肩透かしを食らっています。

私は、シェリー樽をうたっているブローラは結構あるような気はしますが、シェリー樽のニュアンスが強いコテコテブローラは飲んでないです。第一ブローラにはせいぜいリフィル・カスク位が合っているような気がしますけどどうでしょうか?

クライヌリッシュは10数年位の蜂蜜でピチピチ・シャキーン(笑)とした奴も良いですが、長熟のフローラル系も捨てがたいです。今では見かけませんが、以前、シェリーのファースト樽で物凄いものを飲んだ経験があり、その影を追ったりしましたが、いまだそういうレベルのものには当たったことは無いです。

ま、いずれにしてもハズレっていうハズレが無いので、信頼ある蒸留所の1つだとは思います。
Posted by The Whisky Bar at 2007年08月13日 23:01
私は、味の刷り込みよりも値段の刷り込みが未だに尾を引いてます。f^_^; 未だに一本2万円超える奴は買った事なかったりします。(>_<)

あっ、シェリー物の意味は黒系の奴の意味です。('-^*)/
昔から見た記憶か無くて、シェリー物にゴム臭の記憶も無く、ピーティーなんで良さそうに想うのですがね〜。

ちなみに、手持ちはブローラばかりで、クラリヌイッシュは開栓済みを一本しか持ってなかったりします。f^_^;
で、次に目をつけてるのもブローラのカスクのシグナトリーの奴だったりします。(^O^)/
Posted by ケイデン・リフィールシェリー76マッカランが軽くてチョッピリ残念な 赤枝騎士 at 2007年08月14日 05:19