2007年10月09日
【L】 LOCH LOMOND / ロッホ・ローモンド
ハイランド地区L
【L】 LOCH LOMOND / ロッホ・ローモンド
●ウェブ・サイト・・・・http://www.lochlomonddistillery.com/
●所在地・・・・・・・・Alexandria, Dumbertonshire
●創立・・・・・・・・・1966年(65年と書いてある資料も有る)
●所有者・・・・・・・・Loch Lomond Distillery Co. Ltd.
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス×8基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・リーヴン川とローモンド湖
●ブレンド銘柄
ハワード・マクラーレン
ハウス・オブ・スチュアート
ロイヤル・エスコート
スコシア・ロイヤル
SCOTS EARL(現在のHPに記載されている銘柄)
*全て系列のブレンデッド・ウイスキーで、同社所有のロッホ・ローモンドをはじめ、リトルミル、グレン・スコシアなどが主にブレンドされている。
特に歴史的関連の深いブランドは無いので、1985年の「Glen Ctrine Bonded Warehouse Ltd(のちにLoch Lomond Distillery Co. Ltd.へ社名変更)」による買収によりブレンドされ始めたと見て良いかも知れない(もしくは下記1994年のブレンデッド・メーカー買収以降)。
創立にはリトルミル蒸留所が深く関与しており、資料では当時のオーナーとして名前が刻まれているし、元々は第2工場としてしてスタートしている。どこか似たキャラクターなのはこの辺に理由がありそうだ。
また、ブレンデッドに関しては1994年に同社がブランドと共に買収したギブソン・インターナショナル社(現在のギブソン・スコッチ・ウイスキー・ディスティラーズ社)がロッホ・ローモンド・デスティラリー社の系列会社として製造にあたっている(ちなみにグレーン・ウイスキーの製造を始めたのもこの年)。
ロッホ・ローモンド蒸留所の面白い所は8つのモルト・ウイスキーを作り分けしている点と、1つのグレーン・ウイスキーを製造している点で、それぞれ、使用する蒸留器や数、フェノール値(ピートの炊き込み加減)の違う麦芽、蒸留されるアルコール度数(精度)などを細かく変更されているようだ。
●Single Malt Whisky●
Cloftengea
Inchmoan
Craiglodge
Old Rhosdhu
Glen Douglas
Inchmurrin
Loch Lomond
Loch Lomond HP (Heavily Peated?)これだけ不明。ブレンド用か??
●Grain Whisky●
Loch Lomond
現在はほぼ全てリリースされているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、その全容が公になったのは2004年、ドイツのリンブルグ「The Whisky Fair」向けのクロフテンギアがリリースされてからで、当時は憶測交じりな情報があったりして私も随分混乱したものでした。
このクロフテンギアについてはいずれテイスティング・ノートを書こうと思っているので詳細はさけますが、同蒸留所の中では一番ピーティだと言われており、データ上ではアイラ産のウイスキーと同様に高い数値(40PPM)を誇っています(体感は違いますが・・)。
ちなみに上記モルト・ウイスキーのリストは、上からおおよそピーティな順です。
【ティスティング No.103】
インチマリン ノン・エイジ 40% 蒸留所詰め
90's Rotation
【色】
琥珀色。(チャート0.7~)
【香り】
バニラ、押し麦、紙っぽい藁、染料、薄っすらと杏。フローラルさもあるが、おおよそは藁の香りとケミカル感を覚える。濡れたダンボールと言えば濡れたダンボールかな~?(笑)
【味、フィニッシュ】
バニラの甘さから直ぐにジンジャー系スパイスへ移行。ヒリヒリと喉を刺激するが割合心地が良い。特に変化は無く、甘さが戻って来た頃にはフィニッシュする。余韻は短いが嫌味は無い。
【総評】
今回のインチマリンはその昔、まだ日本では見かけなかった頃に興味本位で個人輸入した1本なんだが、ほとんどお客様には勧め(られ)ず、バックバーの肥やしになっていた物で、今となっては珍しいインチマリンのノン・エイジ。
ウイスキーとして際立ったものは特に無いが個性としては面白い。しかし、リトルミルとだぶって感じるのは私だけじゃ無い筈なので、唯一無二の個性とは言えないでしょう。
事実、データへも書いたが、この2つは双子のような蒸留所で、親(会社)も一緒だが個性も良~く似ている。やったことは無いですけど、ブラインドで飲んだら結構悩むのではないでしょうか?
ウイスキー・フェア物以降、俄然元気な蒸留所のイメージが付きましたが、ど~も「コレ!」っていう物に当たったためしが無く、どんだけリリースが増えても、「どんだけ~!(笑)」って感じで、購買意欲が段々薄れつつなって来た筆頭。
現在、10年熟成前後と30年前後のものはあるが途中は抜けているオフィシャル製品と、セカンド、サード、フォース・ラベル以降も蒸留所よりリリースがあるが、ボトラー関係は割合少ない銘柄で、そのポテンシャルを探るには少し心もとない感じだ。
ま、それはともかく、そろそろ変化球ばかりでは無く、フラッグ・シップになるようなウイスキーを待ち侘びている銘柄とも言えるでしょうかね~?ん~、・・待ってないかもな~(笑)。

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この記事へのコメント
ロッホ・ローモンドはおっしゃる通り、数種類のモルトを作り分けていてそれぞれに特色がありますよねぇ
本文中にも出ていたクロフテンギアはSMWSではローランドに分類されていたりもします
この蒸留所では、ロッホ・ローモンド、インチマリン、オールド・ロスデュ、クロフテンギアを飲んでいるのですが、それらの中ではインチマリンが好みでした
他の4種類もいつか飲んでみたいなぁ
本文中にも出ていたクロフテンギアはSMWSではローランドに分類されていたりもします
この蒸留所では、ロッホ・ローモンド、インチマリン、オールド・ロスデュ、クロフテンギアを飲んでいるのですが、それらの中ではインチマリンが好みでした
他の4種類もいつか飲んでみたいなぁ
Posted by モルト大好き at 2007年10月09日 07:08
ウイスキーさん、こんにちは。
何か、難しい蒸溜所ですね〜。
何か、難しい蒸溜所ですね〜。
Posted by katotomo at 2007年10月09日 10:04
英国展で、ついラス1のモルトを買って、マーク(ダンカンテーラーの方)のサインを貰ったミーハーな赤枝騎士です。(*´Д`) ハアハアハア
まっ、それはさておきインチマリンは最近のんだロッホローモンド21以外は、余りピンとはきませんね〜、初心者なんで。(^^ゞ
この21は非常に安くて旨いので好きですが、買ってはいません。どう考えても店頭からすぐ消える可能性があり得ないから。でも味は、濡れ段ボーリーは風味の裏方で微かで、ローランドとハイランドの合いの子の酒質や真ん中から出てくるミント風味はナカナカ良いです。
ちなみにこの21はリトルミルの年数表記無しオフィシャルカスクストレングスのオールドボトルとクリソツな味がして、変形コラムスチルは精溜能力が高くて似てる奴もあるのかな?と思った記憶が有ります。(^-^)/
それ以外は、インチマリン、オールドロスデュ、ロッホローモンド、インチマリン66、年数表記ありオフィシャル、ソサエティ・クロフテンギア、オフィシャル・クロフテンギア&インチファッド、その他ソサエティもあるかも位しか飲んでない初心者です。f^_^;
クロフテンギアは、取りあえず少量加水に位耐えれる奴を出して欲しい今日このごろです。(・ω・)/
まっ、それはさておきインチマリンは最近のんだロッホローモンド21以外は、余りピンとはきませんね〜、初心者なんで。(^^ゞ
この21は非常に安くて旨いので好きですが、買ってはいません。どう考えても店頭からすぐ消える可能性があり得ないから。でも味は、濡れ段ボーリーは風味の裏方で微かで、ローランドとハイランドの合いの子の酒質や真ん中から出てくるミント風味はナカナカ良いです。
ちなみにこの21はリトルミルの年数表記無しオフィシャルカスクストレングスのオールドボトルとクリソツな味がして、変形コラムスチルは精溜能力が高くて似てる奴もあるのかな?と思った記憶が有ります。(^-^)/
それ以外は、インチマリン、オールドロスデュ、ロッホローモンド、インチマリン66、年数表記ありオフィシャル、ソサエティ・クロフテンギア、オフィシャル・クロフテンギア&インチファッド、その他ソサエティもあるかも位しか飲んでない初心者です。f^_^;
クロフテンギアは、取りあえず少量加水に位耐えれる奴を出して欲しい今日このごろです。(・ω・)/
Posted by 大人の階段を一段登れた 赤枝騎士 at 2007年10月09日 11:18
カキコサンクスです!!
確かに「katotomo」さんが仰るように難しいような気がする蒸留所ですが、実際は1社で更に色々作り分けてる日本の大手メーカーの方がもっと難しいと思いますよ。仮に原酒1つずつに今回の蒸留所と同じように別の名前が付いてたらと考えたら皆さんもお察し付くかと思いますが如何でしょうか?
ロッホ・ローモンド蒸留所のものでリリースされているものは70%位は飲んでると思いますが、一貫した蒸留所の個性があるとの認識で、ピーティをうたっていても、良いも悪いもその個性を感じてしまいます。
何度も言うようですが、私は個性があるものが好きなので、美味い不味いだけでは無く、面白みのあるものが次にどう変わったアプローチをしてくるのか、あるいはどんな評価が下されるのかは、いつも気になってしまいますし、酷評されようものなら逆に飲んでみたくなります(笑)。
リトルミルとは良く似てるとは思いますが、これだけ個性的なモルトですから、いつかはバシッと良い樽で20年前後のカスク物を飲んでみたいと思う銘柄の1つですね~!!ロッホローモンド21買ってみようかな~!?
確かに「katotomo」さんが仰るように難しいような気がする蒸留所ですが、実際は1社で更に色々作り分けてる日本の大手メーカーの方がもっと難しいと思いますよ。仮に原酒1つずつに今回の蒸留所と同じように別の名前が付いてたらと考えたら皆さんもお察し付くかと思いますが如何でしょうか?
ロッホ・ローモンド蒸留所のものでリリースされているものは70%位は飲んでると思いますが、一貫した蒸留所の個性があるとの認識で、ピーティをうたっていても、良いも悪いもその個性を感じてしまいます。
何度も言うようですが、私は個性があるものが好きなので、美味い不味いだけでは無く、面白みのあるものが次にどう変わったアプローチをしてくるのか、あるいはどんな評価が下されるのかは、いつも気になってしまいますし、酷評されようものなら逆に飲んでみたくなります(笑)。
リトルミルとは良く似てるとは思いますが、これだけ個性的なモルトですから、いつかはバシッと良い樽で20年前後のカスク物を飲んでみたいと思う銘柄の1つですね~!!ロッホローモンド21買ってみようかな~!?
Posted by The Whisky Bar at 2007年10月09日 21:55
ウイスキーさん、こんにちは。
個性的なのがお好きですか〜?
ソサエティの秋ボトリングのRoyal Brackla、Glen Scotia個性的でしたよ。
個性的なのがお好きですか〜?
ソサエティの秋ボトリングのRoyal Brackla、Glen Scotia個性的でしたよ。
Posted by katotomo at 2007年10月10日 00:25
再びカキコサンクスです!!
ほほぅ!!ブラックラはたまに美味いものに出会ってますし、更に個性的となると期待値高いですな~。スコシアは割りと平坦な印象が強いですが、ソサエティ会員さんがそう仰るなら興味が湧きますね~!
ん~、購入するかは分かりませんが、とりあえず参考にさせて頂きます。有り難う御座いました!!(*^ー゚)b
ほほぅ!!ブラックラはたまに美味いものに出会ってますし、更に個性的となると期待値高いですな~。スコシアは割りと平坦な印象が強いですが、ソサエティ会員さんがそう仰るなら興味が湧きますね~!
ん~、購入するかは分かりませんが、とりあえず参考にさせて頂きます。有り難う御座いました!!(*^ー゚)b
Posted by The Whisky Bar at 2007年10月10日 03:57





