ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

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お酒をこよなく愛する現役のプロ・バーテンダーです。 素晴らしいお酒は沢山あれど、スコッチ・シングル・モルトの世界観は、歴史、製法、味わいに至るまで幅が広く、他の追随を許さぬ面白さがあると確信してます。 ティスティング・ノートは、あくまで私の主観で書いてますので、丸っきり信じるのはタブーです。「こういう風に感じる人も居るんだ」とか、「私は違う!」など議論したり、少しでも興味持って頂くことを目的にしています。
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2007年10月11日

【M】 MACDUFF / マクダフ



ハイランド地区M

【M】 MACDUFF / マクダフ

●ウェブ・サイト・・・・なし
●所在地・・・・・・・・Banff, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1962年
●所有者・・・・・・・・William Lawson Distillers Ltd (Bacardi Ltd.)
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス×9基
●蒸留器・・・・・・・・初留×2基 再留×2基
●仕込み水・・・・・・・ジュリー川
●ブレンド銘柄

ウイリアム・ローソンズ

*1998年のデュワーズ系より早い1992年にバカルディ社に買収された蒸留所。現在ウイリアム・ローソンズは日本への輸入は無いみたいだが、ホーム・ページ(http://www.borninteractive.com/cybermixes/william/mnright.htm)らしきものは残っているので製造はしているのだろう。

ブレンデッド・ウイスキー原酒確保の為に1972年にウイリアム・ローソン社が買収し、現在は親会社としてバカルディ社の存在はあるが、今もこの関係は続いている。

【ティスティング No.105】

マクダフ 17年熟成 1978-1996 46% ウィルソン・アンド・モーガン詰め
Sherry Wood

【色】
深いゴールド。(チャート0.8~0.9)

【香り】
藁がやや強く、シェリーのカラメル臭と混じり合う。分解すると、草、カラメル、バニラ、リンゴ、ナッツ。おおむねナッツの香ばしさとラムネっぽいニュアンスの香り。

【味、フィニッシュ】
カラメルでは無く蜂蜜が強い。やがてバニラとタンニンがバランスし、シェリーが影響する酸と共にフィニッシュする。アフターは長く心地が良い。

【総評】
途出した個性は無いものの、これ以上無いという絶妙なバランスで成り立っているとても美味しいウイスキーとは言えるが、これだけバランスが良いと逆に印象に残らないかも知れない。

また、シェリー・ウッドとうたってはいるがコテコテでは無いので、その辺りを期待すると少し肩透かしかな~?

マクダフはグレン・デヴェロンとしてオフィシャル・リリースされていることは皆さんご存知だろうと思います。現在まで、ノン・エイジ、5年、8年、10年、12年と、度数が違ったり、ヴィンテージがついたりしたものがリリースされて来ており、割と安価なので買い求めやすいが、残念ながらトキメクような物は感じないので、私の店ではラインナップしたことは1度もありません。お客様が「どうしても飲みたい!」と仰るならまだしも、やはりマイナーな銘柄な為かそういったことも無く現在に至ってる次第です。

そういった経緯があるのでオールド・ボトルの類にも触手が動かず、飲んだことも数限られますが、最近のボトラー系では良い物が目白押しみたいで、現在「ムムッ!」とか思って物色中の蒸留所でもあります。

ダンカン・テイラーの他に、何か「コレ!」って言うアドバイスがあれば是非お聞きしたいので、宜しければ皆さんのご意見をお願い致します。

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この記事へのコメント
マクダフ 何本か飲んでますがきれいなお酒と言う印象が残ってます
本文中にあるようにどこか突出したという感じはしなかったのですが、それが高次元でバランスしていたように思いました
飲んだことがあるのは M&H ムーンインポート OMC
どれもよかったですよぉ
Posted by モルト大好き at 2007年10月11日 07:21
ウイスキーさん、こんにちは。
同感です。キラキラ感は無いけれど、バランス感が気持ち悪い程に気持ち良いモルトだと思います。
Posted by katotomo at 2007年10月11日 08:57
カキコサンクスです!!

そうなんですよね~!全てそうとは言いませんが、ある程度の熟成を経ると絶妙なバランス感を楽しめる銘柄だと思います。

私が口にしたものは大体20年前後~30年超のものですが、およそシェリーの効いたタイプでも渋みが穏やかなイメージがあります。

個人的にはスポイルするような物は好まないので、リフィル・シェリー、もしくはバーボン、超長期ならプレーンでも良いですね~!

ま、この蒸留所に限らずですが、とりあえず美味い物と出会いたいっすね!!(笑)
Posted by The Whisky Bar at 2007年10月11日 23:00